エンジンが時々止まるという症状でお預かりした車両。
お預かりしたときもエンジン始動せず、点検するとプラグに火花が出ません。
原因は、点火系統ですね。
この場合、イグニッションコイルの一次電圧のピーク電圧とパルスジェネレータのピーク電圧を
点検しますがバッテリーがかなり弱くなっているので点検できません。
とりあえずバッテリーを充電してる間に各部の点検です。
しかし、これが厄介の始まりなのです。
イグニッションコイルの一次側と二次側の抵抗を見ます。 問題ありませんOKですね。
パルスジェネレータの抵抗もOKですね。
この結果からすると原因は、CDIになるのですがピーク電圧を測って結論を出したいので
充電したバッテリーをつけて再点検です。
するとやっちゃいました。 何の問題もなくエンジンがかかります。
最悪です。 症状が改善されています。
これが電装系で一番厄介な症状で、時間を置いてしまうと症状が改善されてしまうという症状です。
もともと時々エンジンが止まるというものだったので症状が出ているときにかたを付けたかったのですが
症状が改善されてしまうと原因を追いきれませんね。
う~ん、電装系の故障探求は厄介なのだ。
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