お客様から tm300 にラジエータガードを付けてくださいとの依頼。
 
そのラジエータガードがフランス製のどこぞのメーカーか分からない品物です。
 
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嫌なんですよね。   この手のわけの分からないメーカーの部品の取り付けは。
 
今まで一度もボルトオンで付いたためしがないんですよ。
 
ウダウダ言ってもしょうがないので取付作業に入ります。
 
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案の定、付く気配がありません。
 
おいおい、本当に tm用なのか? と疑っちゃうほどです。
 
まあ、右側は、100歩譲ってボルトの入る穴を削り、ラジエータの当たる部分を削ってあげて
 
やっとボルトオンだよと言えるぐらいですが、左にいたっては、
 
「なんじゃこりゃ!」(←松田優作風に) ってぐらいの作りです。
 
これは、整備士をナメていますね。
 
ガードは、ラジエータ取付ボルトで共締めなのですが、取り付けようとするとフレームに当たってしまい
 
取り付けナットまで1cmぐらい浮いてしまいます。
 
これって、フレームを逃がすようにガードを曲げて作らないとダメなんじゃないんですかね。
 
ちゃんと図面を引いて作ったのでしょうか?  考えられへん!
 
ガードを曲げてフレームを逃がすように作り直そうとしましたが、
 
そうすると曲げた分だけ長さが足りなくなってしまいます。
 
どうしょうもないのでフレームに干渉しているところを強度が落ちない程度に削り
 
あとは、取付部分にカラーをかませて対処しました。
 
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どうにかこうにか、取付完了です。
 
いや~、本当に外国製の部品は苦労しますね。
 
こうみると日本の製品は、すごいですよね。   なんでもボルトオンで付いてしまいますからね。
 
改めて日本の技術力と几帳面さを実感いたしました。
 
 
 
 
 
 

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