私、バイク屋さんの店長をやっていますが全世界のバイクを網羅しているわけではありません。
この度、エンジン不調で入庫されたこのバイク。
イタリアヤマハのサンダー150というバイクらしい。
この手のバイクで一番厄介なのが部品調達です。
ヤマハ逆輸入車なら日本のヤマハさんから部品を調達できます。
しかし、イタリアヤマハとかになってしまうと日本のヤマハさんとは、まったく無関係のため
部品調達が出来なくなってしまいます。
どこから部品調達できるのか、さっぱり分からん。
例え出来たとしてもきっと、1~3ヶ月待ちとかなんでしょうね。
さて、それを踏まえて原因箇所をドキドキしながら探っていきます。
症状をお客様から伺うと、どうも電気系のような気がする。
点火してるかどうかを点検してみる。
プラグを外して火花チェックです。
しっかり火花は、飛んでいます。
プラグも目に見えて酷い状態ではありません。
う~ん、でも、他の点火装置だとこんな症状にはならないのよね。
どうもプラグが原因のような気が・・・。 ここまでくると勘ですけどね。
試しにプラグを交換してみることに。
そして、エンジン始動。 あっ、直った。 やっぱりね。
4サイクルは、プラグが何の前触れもなくいきなり死んだり点火していても調子が悪くなったりします。
なので走行距離に応じて定期的の交換されたほうが良いと思いますよ。
出先で走行中にエンジンが止まったり、調子が悪くなったら洒落になりませんからね。
今回は、プラグでよかったです。
他の点火装置の不良だったら部品調達をどないしょうかと思っていましたよ。
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