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キャブレターからガソリンがオーバーフローするということでお預かりしたDT125R。
 
年式が古いからニードルバルブの偏摩耗が考えられるので早速、キャブレターをバラします。
 
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キャブレターを車両から取り外した時点で異変に気づきます。
 
ガソリンがめちゃめちゃ臭い・・・。
 
「ガソリンが臭いのは当たり前だろ」 とツッコミを入れられそうですが、そうじゃないんですよ。
 
この業界に長いこと居るとガソリンが腐っている臭いが嗅ぎ分けられちゃうんですよね。
 
キャブレターをバラしてみると
 
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フロートチャンバー下部に異物がどっさり。
 
う~ん、こりゃあヤバイね。   燃料タンク内のガソリンを抜いてみてビックリ・・・。
 
ガソリンが真っ茶色になっていて、もの凄い悪臭がします。
 
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燃料タンク内を覗いてみると底部に茶色い得体のしれないものが溜まっております。
 
おいおい、すごいなぁ~。   何年前のガソリンだよ???
 
とりあえず、燃料タンク内を清掃してみます。
 
多少の錆はありますが、使用可能範囲なので使用します。
 
続いてキャブレター本体に移ります。
 
こちらもヤバイ。
 
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ニードルバルブは、段付き摩耗があり、フロートのリップの部分は、どこぞの誰かがいじくりまわして
 
ひん曲がっています。
 
挙句の果てには、フロートの浮きも甘いときたもんだ。
 
どうしょうもならんからこのへんの部品は、すべて交換します。
 
しかし、この状態でお客様は、ショップまで走行して来られたんですよね。
 
う~ん、不思議だ・・・。
 
 
 
 
 

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