バイク修理人生

バイク屋店長のバイク遊びと修理の日記

2014年07月

CRF150Rのステムベアリングは、水が浸入しやすいです。
 
っていうのもステムベアリングが入るフレームの厚みが薄すぎるのが原因です。
 
イメージ 1
 
上からベアリングが入りその上にダストシールが乗っかるような感じで取り付くので
 
この部分が薄いとダストシールとフレームが線接触しかしていないんですよね。
 
ここは、面接触してくれないととてもじゃないけど洗車時の水の浸入を防ぎきれませんよ。
 
なので以前、ベアリングが錆びた時にダストシールに対策を取って水が入らないようにしました。
 
しかし、今回、1年半ぶりにステムベアリングの固着です。
 
あ~、やっぱりダメなのか~。
 
って思って分解してみると・・・。
 
イメージ 2
 
おっと、今度は、ロアからの浸入かよ。
 
対策をしたアッパベアリングの方は、まったく問題なしでした。
 
イメージ 3
 
綺麗な物です、ダストシール対策大成功でした。
 
でも、ロアからの浸入は、考えて無かったですね。
 
ロアのダストシールは、アッパーの構造と違うのでまず浸入することは無いと思っていたのに・・・。
 
これは誤算ですね。
 
ロアから浸入すようじゃあ、シールが弱すぎるような気がします。
 
設計上の問題だね。
 
ロアのダストシールは、ステムとの隙間が少なすぎて対策が出来そうに無いんですよ。
 
う~ん、これは困ったですね。
 
 
 
 
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CRF150Rの足周りフルメンテナンスでのお預かりです。
 
イメージ 1
 
ステアリングを左に切って置いていたら固着して動かなくなったそうです。
 
完全にステムベアリングが錆びているでしょう。
 
CRF150Rのステムベアリングのオイルシールは、弱いためすぐに水が入って錆びちゃうんですよ。
 
まずは、サスペンションの取外しから。
 
イメージ 2
 
フレームとエンジンのみになると相変わらずやじろべぇ状態。
 
ちょっと不安定だけどしっかり固定して作業に取り掛かります。
 
まずは、一回固着して動かなくなってしまったステムベアリングからです。
 
 
 
 
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フロントブレーキがめっちゃ引きずっとりますわ~。
 
キャリパーの状態がめちゃめちゃ悪いですね。
 
イメージ 1
 
ピストンの動きがすごく悪いです。
 
イメージ 2
 
キャリパーのOHをしないとダメですね。
 
そして、キャリパーを分解してもう一つ不具合箇所を発見。
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
ピストンに線状に削れているところがあります。
 
横傷なので大丈夫かなと思いますが、傷が深いのとブレーキだけにオイル漏れなどしたら洒落にならんので
 
新品と交換することになりました。
 
キャリパーピストンには、スチール製と樹脂製の物があります。
 
スチール製の物は、錆が出てしまう欠点があり樹脂製の物は、今回のように削れてしまう欠点があります。
 
どちらも一長一短で難しいですね。
 
キャリパーがこういう状態なのでマスターシリンダーもOHしておきます。
 
イメージ 5
 
シリンダーに傷がないようなので良かったです。
 
マスターシリンダーの不具合で多いのがシリンダーが段つき磨耗してしまっていることです。
 
そうなると修正が効かないのでASSY交換となってしまいます。
 
今回は、良好なのでインナーキット交換でOKですね。
 
ブレーキなのでこの辺の整備は、きちっとやっておきたいです。
 
 
 
 

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昨日は、八王子花火大会がありました。
 
毎年、八王子花火大会は、八王子市民球場で行われています。
 
ショップから八王子市民球場までは、山を隔てて近い場所にあります。
 
なのでショップ前から少しですが花火が見えちゃうんだな。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
何枚も撮ったんだけどあまり上手に撮れないのね。
 
本当は、もっと綺麗なんだよ。
 
毎年、ショップ前から花火大会を楽しんでおります。
 
近くなんだから見に行きたいんだけどお客様が来店されたら申し訳ないので
 
ショップ前から楽しんでおります。
 
でも、山が邪魔して高く上がった花火しか見れないのがちょっと残念。
 
 
 

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ガッタガタなハブベアリングの交換です。
 
まずは、ダメなベアリングをハブから取り外します。
 
外し方なんですが、内側からマイナスドライバーで叩き出す方法もございます。
 
しかし、アルミ製のハブにベアリングが圧入されているわけなので内側からドライバー等で
 
叩いて出そうとすると均等には出てこずベアリングは、斜めになります。
 
そうするとアルミ製のハブは、変形しちゃうのよね。
 
なので特殊工具を使用します。
 
イメージ 1
 
ベアリングプーラー っちゅうヤツね。
 
これなら均等に引きずり出せるからハブにも優しいのよ。
 
イメージ 2
 
こちら外したフロントベアリングとカラー。
 
すさまじいことになっちょります。
 
純正ベアリングは、オイルシールが片面のみしか付いていないので両面にオイルシールのある
 
ベアリングをベアリング屋さんに注文しました。
 
各メーカーだいたいこの片面シールベアリングを使用しております。
 
イメージ 3
 
片面にシールがあればある程度の水の浸入が防げるのですがもう片面にシールが無いということは、
 
ベアリング内のグリスが出て行っちゃうのよ。
 
両面シールベアリングは、シールがある分ベアリングの回転がちょっと重いのがネックなんですが
 
その重さを走行してみて誰が分かるねん ってことなんですよね。
 
それだったら長持ちする両面シールベアリングの方が良いと思うんですよ。
 
なので、私は、ハブベアリングを交換するとき、両面シールベアリングにしちゃっています。
 
ちなみにリヤハブベアリングは、純正で両面シールベアリングを使用しておりました。
 
やるじゃねぇかカワサキ。
 
 
 
 
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