CRF150Rは、車体価格がハンパなく高額にもかかわらずあちこちにスチール製部品を
満載しております。
部品1つ1つがめちゃめちゃ重たいんですよね。
こんなちっちゃい車体なのに重たい部品だらけで作られています。
私が一番ビックリしたのがリンク周りの部品です。
クッションアームとクッションロッドがスチールで出来ています。
この重量ときたら 「鉄アレイかっ!?」 と思わずツッコミを入れてしまうほどの重量です。
ここの部品をスチールで作成しているモトクロッサーは、CRF150Rだけだと思います。。
お客様もなるべく軽量化をしたいということなので、部品工房さんで販売されている、
アルミ製のクッションアームとクッションロッドに交換することになりました。
クッションアームの方は、在庫があったのですがクッションロッドは、在庫切れのため後日、交換ということで
今回、クッションアームのみの交換です。
左が純正で右が部品工房さんのクッションアームです。
アルミの削りだしのため、めちゃめちゃカッコイイ良くすごく軽いです。
重量が 純正の 551g に対して 部品工房さんのが 289g と 262g の軽量化です。
たかが 262g と思いますが、持ってみると重さの違いに驚きますよ。
スイングアームに組付けるとこんな感じ。
新車なので当然、スイングアームのピボットベアリング及びリンク周りベアリングのOHもおこないました。
いつも思うことなんだけど新車なのにピボットとリンク周りは、ダメダメな組み方をされています。
私の経験上、ほぼ100%に近い確率でダメダメでございます。
メーカー工場の流れ作業で組みつけているため致し方ないことなので新車時に必ず直しておきます。
この辺の詳しい直し方の説明も企業秘密なのでご了承ください。
さて、CRF150Rの出来上がりも、もう少しというところまで来ました。
早くお客様にお引渡ししたいので頑張っていきたいと思います。
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