バイク修理人生

バイク屋店長のバイク遊びと修理の日記

2016年02月

お客様が中古でお買いになった車両のタイヤ交換をしていたら気がついてしまったのね。

フロントステムベアリングのゴリゴリ感。

もう絶対、ベアリングが錆びているよ。

お客様に相談したら交換してくださいということなので作業しました。

イメージ 1

外してビックリ、凄まじいです。

イメージ 2

ベアリングレースなんか上下とも酷いもんですよ。

イメージ 3

イメージ 4

ボロッボロだわさ。

ベアリングの画像を見てわかると思うんだけど、水が混入した形跡がないでしょう。

でも錆びているのよね。

これって、以前に誰かが分解して錆びているのが分かっているのにベアリングを交換しないで

グリスを塗りたくっただけってヤツだよ。

ひどいよね~~~。

訳の分からん中古車は、こういうのがあるから嫌なのよ。

リヤホイールハブだってガタが出ちゃってるしさ。

こんなんじゃあ、リアリンク周りのベアリングだってどうなっているか分からんですよ。

出元の分からないモトクロッサーの中古車は、めっちゃお金が掛かる時があるから要注意ね。





私のブログのランキングが上がります。 クリックしてください。 ご協力お願い致します。
https://bike.blogmura.com/offroad/ ←にほんブログ村オフロードブログ
https://bike.blogmura.com/motocross/ ←にほんブログ村モトクロスブログ


※ 最近、コメントにいかがわしいコメントが入ってくるので承認制にさせて頂きました。
    ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします

先日のフロントキャリパーOHに続いてリアキャリパーのOHです。

リアキャリパーを取り外そうとして、やっぱり・・・ って感じ。

イメージ 1

リアブレーキオイルリザーバータンクからのオイル漏れ。

なぜか? ちゅうと。

イメージ 2

分かります?   上から見たところですが、リザーバータンクが横に膨らんじゃってるの。

この上にオイルが漏れないようにシールしているゴム状のダイヤフラムを載せてみましょうね。

イメージ 3

ダイヤフラムがリザーバタンクと面接触しなきゃいけないのに左右が広がっているもんだから

線接触しかしていないでしょう。

ダメダメじゃん。   これじゃあ、オイル漏れを防ぐことなんてできないよ。

スズキさんの車両は、み~んなこんな風になっちゃってるのよね。

一般に言う「定番」ってヤツだね。

プラスチックの劣化でなると思うんだけど、それならホンダさんみたいに丸い形状にすれば

良かったんじゃないかと思いますよ。

もうこうなっちゃうと新品交換しかないので交換しました。

本題は、ここじゃなくてリアキャリパーのOHなんだよね。

まあ、先日のフロントキャリパーと一緒で洗浄して組み付けです。

イメージ 4

イメージ 5

思わぬ伏兵により時間が掛かってしまいました。





私のブログのランキングが上がります。 クリックしてください。 ご協力お願い致します。
https://bike.blogmura.com/offroad/ ←にほんブログ村オフロードブログ
https://bike.blogmura.com/motocross/ ←にほんブログ村モトクロスブログ


※ 最近、コメントにいかがわしいコメントが入ってくるので承認制にさせて頂きました。
    ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

イメージ 1

フロントキャリパーのOHだっちゃ。

キャリパーとかマスターシリンダーとかの作業をするとき一番気をつけなきゃいけないのが

ブレーキオイルの飛散です。

ブレーキオイルは、剥離剤と同じで塗装面に付着すると塗装が剥げてしまいます。

なので万全の注意を払って作業を行います。

イメージ 2

これぐらいすれば大丈夫でしょう。

これでキャリパーを取り外します。

イメージ 3

それなりに汚れています。

分解して洗浄します。

イメージ 4

キャリパーシールを新品にして組み上げて終了。

最後にブレーキオイルのエア抜きをするんだけどこちらがめんどくさいよね。

なかなか抜けなくてさ。

色々なコツがあるんだけど、私は、特殊工具を使っちゃってます。

特殊工具があると早く確実にエアが抜けるので安心なのよ。

ブレーキライン上にエアが残ってたりしたら洒落にならんからね。





私のブログのランキングが上がります。 クリックしてください。 ご協力お願い致します。
https://bike.blogmura.com/offroad/ ←にほんブログ村オフロードブログ
https://bike.blogmura.com/motocross/ ←にほんブログ村モトクロスブログ


※ 最近、コメントにいかがわしいコメントが入ってくるので承認制にさせて頂きました。
    ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

錆びまくったステムベアリングを交換して続いては、リヤリンク周りのベアリング。

ステムベアリングと違いこちらは、すべて良好。

イメージ 1

ウイークポイントとされているリアサスロア側のベアリングもまったく異常なし。

分解する時、スイングアームピボットシャフトが若干錆びていたので心配でしたが無問題。

洗浄してグリスを詰め込み終了。

サスペンションもサス屋さんから届いたので一気に組み付けます。

イメージ 2

出来上がりが遅くなると、作業をさぼってプラモデルを作ってると疑われ怒られるので

速攻で仕上げにかかります。

いやはや、うちのお客様は、とっても厳しいですな~~~。





私のブログのランキングが上がります。 クリックしてください。 ご協力お願い致します。
https://bike.blogmura.com/offroad/ ←にほんブログ村オフロードブログ
https://bike.blogmura.com/motocross/ ←にほんブログ村モトクロスブログ


※ 最近、コメントにいかがわしいコメントが入ってくるので承認制にさせて頂きました。
    ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

錆びまくったステムベアリングの交換です。

ロア側のステムベアリングは、ステムシャフトに圧入されているので

油圧プレスを使用して組み付けます。

イメージ 1

ベアリングが錆びているということは、ベアリングレースも錆びています。

ベアリングレースも必ず交換してください。

イメージ 2

ベアリングとベアリングレースは、必ずセット交換ですよ。

以前整備した車両でベアリングは、新品になっていてベアリングレースが錆びだらけ

という車両がありました。

バイク屋さんがやったのか、素人さんがやったのか分かりませんが

どうしたらそんな適当な整備ができるのか不思議でなりませんでしたね。

イメージ 3

やるからには、手抜きせずにキッチリやっておきましょう。

中途半端は、何の意味もありませんよね。





私のブログのランキングが上がります。 クリックしてください。 ご協力お願い致します。
https://bike.blogmura.com/offroad/ ←にほんブログ村オフロードブログ
https://bike.blogmura.com/motocross/ ←にほんブログ村モトクロスブログ


※ 最近、コメントにいかがわしいコメントが入ってくるので承認制にさせて頂きました。
    ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

↑このページのトップヘ