バイク修理人生

バイク屋店長のバイク遊びと修理の日記

2016年03月

今日、桜は、どうなっているかな? と思い通勤途中にある桜並木に寄ってみました。

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ほんの少しだけど咲き始めています。

流石、東京都極寒の地 八王子ですね、寒いから咲くのも遅いわ~。

満開には、もう少し時間が掛かりそうです。

八王子は、桜並木が多いので満開になるとあちこちでものすごく綺麗です。

特に多摩御陵周辺の河川敷桜並木は、格別に綺麗です。


さて、話は変わってYZ250Fのエンジン腰上OHです。

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2014モデルの後方排気のYZ250Fね。

分解して各部の点検を行い交換部品を見極めていきます。






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セロー225のリアホイールベアリングは、ウイークポイントです。

必ずと言っていいほどベアリングがパジけます。

すげぇ古い年式から250ccになるまでずーっと変わらないのよね。

今回もガタがあるのでシールを外してみると・・・。

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ベアリングのボールが数か所なくなっちゃってます。

よく見たらオイルシールの裏側に砕け散って貼り付いておりました。

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セロー225は、ここまでなるか? ちゅうぐらいなるんだよね。

これさぁ、オープンベアリングだからなるんじゃないかと思うのですよ。

ヤマハさんは、よく使うよねオープンベアリング。

フリクションロスがないからオープンベアリングを使っているんですかね?

ホイールベアリングシールのフリクションロスなんか誰も分からねぇちゅうの。

それだったら耐久性のあるシールベアリングを使って欲しいですよね。

なので毎度おなじみのベアリング屋さんに行ってシールベアリングを仕入れてきました。

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ベアリング屋さんから直接仕入れているから本来値段の高いシールベアリングだけど

純正ベアリングと同じ値段で販売できます。

これの方が数倍耐久性があります。

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パワーテックでは、同じ値段でいけそうなら対策を取った部品を

使用するようにさせて頂いております。





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エンジンオイルドレンボルトの雌ネジ側をなめってしまったとな。

ドレンボルトの雌ネジ側 っていうたら、そうクランクケース側なんよ。

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あちゃ~、やっちまったな~。

リコイルを使用してネジ山を作り直してあげれば良いことなんだけど、

最悪なことにフレームが邪魔して工具が入らない。

こりゃあ、エンジンを降ろすしかないっしょ。

ということで降ろしました。

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250ccモトクロッサーのエンジン単体は軽いっちゃね。

私のように気合も根性も体力も無くなってしまった、ただの小っちゃいオジサンでも

簡単に降ろして持ち運びができますよ。

各メーカーの技術開発の方々の技術力に頭が下がります。

流石でございます。

作業台の上に載せて早速、雌ネジ修理。

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下穴あけてタップを立てるとそのたびに鉄粉がエンジン内に入ってしまうので

ウエスや綿棒を使用して鉄粉をかき出さなければなりません。

最終的には、エンジンオイルで流し洗浄して終了でございます。

雌ネジ修正の作業時間よりエンジン脱着時間の方が掛かるわ~。





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クラッチワイヤーって突然切れるよね~。

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お客様も通勤で自宅を出発しようとしたら突然に切れたらしい。

災難ですよ、思いっきり遅刻じゃないですか。

本当は、クラッチワイヤーとかスロットルワイヤーは定期的に交換した方が良いんだけど

どれくらいのタイミングで交換するのかが問題ですよね。

大体これぐらいで切れちゃうとかのデータがあればいいんだけど、メーカーや車両によって

まちまちでしょう。

10年ぐらい切れない車両もあれば、3年ぐらいで切れちゃう車両もあるからね。

この辺の見極めがすごく難しいから私もアドバイスし辛いですよ。

今回は、ミッションケース側付近で切れていました。

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切れる場所もまちまちだよね。

出先で切れちゃうと大変な思いをするので、やっぱりある程度年数が経過したら

調子が良くても交換してしまうのが得策かもしれませんね。





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セロー225のリア周りのメンテナンスのご依頼を頂きました。

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リンク周りのメンテナンスのためリンクをバラします。

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セロー225は、リンク周りを分解しなくてもリンクブッシュ内にグリスが詰められるように

グリスニップルが付いています。

昔、流行りましたよね。

確か1990年前半でしたでしょうか、各メーカーがこぞってこのグリスニップルを付けてきました。

DT200WRなんかにも付いてましたね。

でも、これが悪の根源なのよ。

グリスニップルが付いているんだからグリス注入器を使用してグリスを注入するのが当たり前。

グリス注入器でガンガングリスを入れると中がグリスで満タンになって

中の汚いグリスが本来は、カラーとオイルシールの間から出て来て終了なのね。

しかし、それは、自動車で使用されている厚みなあるオイルシールだからそうなるのよ。

バイクのオイルシールは、厚みが薄くてシール自体もそんなに強く圧入されていないから・・・。

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こんなふうにオイルシール自体がグリスの力に負けて出て来ちゃうんだわさ。

これじゃあ、もう、ダメダメなのさ~。

こんなになってしまったオイルシールをまた入れても動いてるうちに出て来てしまいそうなので

新品と交換ですね。

このグリスニップルは、これだけじゃなくてダートを走ると跳石で折れてしまうという

最悪の事態にもなってしまうという代物。

メーカー側も学んだんでしょうね、今現在では、付けてる車両を見ませんからね。

やっぱり、グリスニップルが付いていても分解、洗浄、グリスアップが一番良いですね。






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