バイク修理人生

バイク屋店長のバイク遊びと修理の日記

2020年10月

スイングアームのピボットベアリング付近にチェーンがスイングアームにあたることを

防止するチェーンスライダーという部品が付いています。

チェーンスライダーは、チェーンと干渉しているため摩耗します。

特にレーサーは、摩耗が激しいので結構マメに交換をしますが、公道市販車の場合は、

摩耗で交換というよりは硬化しひび割れるための交換が多いようです。

セロー225は、チェーンスライダーの材質が硬いため

ひび割れて崩壊するケースが多いです。

CIMG8321

このセロー225も過去に交換したんでしょうね。

でも、交換のやり方がお粗末です。

セロー225の場合、チェーンスライダーをスイングアームから出ている2つのツメで

固定するためツメの内側にチェーンスライダーが入らなければなりません。

これでは、チェーンスライダーが固定できないため、へたこくとチェーンスライダーが

ズレてチェーンがスイングアームに当たってしまいます。

なので、チェーンスライダーをツメの奥に入れたいのですが、チェーンスライダーを

外すには、スイングアームを外さなければならないというとってもめんどくさい

工賃の掛かってしまう作業をしなければなりません。

まったく交換時にきちんとした作業をしてくれれば問題ないのに・・・。

素人さんがやられたのかしら? もし、バイク屋さんがお金を取ってやられたとしたら

問題ですよね。

どうにかスイングアームを外さずして元に戻らないか悪戦苦闘してみました。

CIMG8322

なんとかなりました。




パワーテックHPは、こちらです。

TEL  042-635-1266


にほんブログ村 バイクブログ オフロードへ
にほんブログ村  ブログランキングに参加しています。クリックをお願い致します。

お客様がオークションで購入したセロー225。

チャチャっと点検してみたら・・・。

CIMG8319

リヤスプロケットがトンでもない事になっとるがな。

スチールスプロケットがここまで削れているのを見るのは、久しぶりです。

フロントスプロケットだって、結構な摩耗っぷり。

CIMG8331

両方がここまで削れているとすがすがしいですね。(笑)

フロントスプロケット、リヤスプロケット、チェーンの3点セットで交換します。

CIMG8323

新品スプロケットと見比べるとドンだけ削れているか分かりますよね。

スプロケが欠けなくて良かったですよ。

スプロケが欠けると大惨事になってしまうこともありますから注意しましょう。




パワーテックHPは、こちらです。

TEL  042-635-1266


にほんブログ村 バイクブログ オフロードへ
にほんブログ村  ブログランキングに参加しています。クリックをお願い致します。

セロー225にグリップヒーターを取り付ける続きです。

キジマのグリップヒーターの配線が長いためバッテリー付近まで配線を這わせました。

バッテリー横のスペースにヒューズを置いたのですが、ヒューズから出ている

プラス配線が異常なほど短くイグニッション電源の配線まで届きません。

もう、嫌だ~ん。

CIMG8315

配線を延長しました。

そして、グリップヒーターのグリップをハンドルに取り付けようとしましたが、

さすが汎用グリップヒーターですね、左側は、きつすぎて入りません。

無理くり突っ込むと途中で止まって、抜けも入りもしなくなりそうなので、

ここは慎重にいくことにしました。

どげんかせんといけん っちゅうことで、無い頭振り絞って何とかしてみました。

CIMG8318

もうめっちゃ大変でしたわ~。

そして、今度は、右側。

こちらは、逆に少し緩いのよね。  まったく世の中上手くいかないもんですね。

グリップボンドを使用しても、ちょっと心配だな という感じなので、部品の付属品で

付いていた緩いため用のテープを使用して取り付けました。

CIMG8317

これであとは、配線を上手く処理して終了です。

CIMG8316

作動点検して問題ないので完成ですね。

引き続き違う作業に入ります。




パワーテックHPは、こちらです。

TEL  042-635-1266


にほんブログ村 バイクブログ オフロードへ
にほんブログ村  ブログランキングに参加しています。クリックをお願い致します。

セロー225の作業です。

まずはハンドル交換から。  ハンドルは、社外製のZETAのハンドル。

ZETAのハンドルは、純正ハンドルより少し幅があるためハーネスとワイヤーが

突っ張ります。

まあ、その辺は、取り回しを少し変更して取り付け完了。

CIMG8312

さて、続いてグリップヒーター取付です。

昨日もお話させて頂いたのですが、純正グリップヒーターが生産終了なので

キジマのグリップヒーターを選択。

社外のグリップヒーターは、セロー225専用ではなく汎用品なので、

ちょっとめんどいことが・・・。

CIMG8313

まずは、配線長いわ~~~。

本来は、ハンドル周りの配線からイグニッション電源を取りたいのにこれだけ長いと

ヘッドライト裏あたりで束ねて置かなけらばならないからよろしくないですね。

特にオフロード車は、そのスペースもないしね。

仕方がないからバッテリー付近まで配線を這わせてからイグニッション電源を

取りましょう。

CIMG8314

外装全部を取外しだよ。

おっと~、ここでまた問題発生。




パワーテックHPは、こちらです。

TEL  042-635-1266


にほんブログ村 バイクブログ オフロードへ
にほんブログ村  ブログランキングに参加しています。クリックをお願い致します。

懐かしのセロー225が入庫でございます。

オークションでご購入された車両だそうです。

CIMG8310

1993年モデルなのでリヤタイヤがまだ、チューブタイプのセローです。

セローシリーズは、今も人気がありますね。

さて、今回のご依頼は、ハンドル交換にグリップヒーターの取り付けと

その他もろもろの整備でございます。

CIMG8311

グリップヒーターは、純正オプションで販売されている品物が、取り付けやすくて

一番良いんだけど、もうこの時代のセロー純正グリップヒーターなんて

販売されていないので社外製です。

中華製のありえないほど安いグリップヒーターがありますが、すぐに壊れるし

取り付けに異様なほど時間が掛かるので、キジマのグリップヒーターにしてもらいました。

さて、それでは、ハンドル交換から始めていきたいと思います。




パワーテックHPは、こちらです。

TEL  042-635-1266


にほんブログ村 バイクブログ オフロードへ
にほんブログ村  ブログランキングに参加しています。クリックをお願い致します。

↑このページのトップヘ