バイク修理人生

バイク屋店長のバイク遊びと修理の日記

タグ:キャリパーOH

色々なメンテナンスでお預かりしたバリオスⅡ。

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な~んか怪しさ満載なので、取り合えずパッド交換しようとキャリパーを外したら・・・。

パッドを止めているスライドピンが錆びて抜けない。

どこをどうやっても抜けない。

トーチで炙って抜こうかと思ったが、そんなことしたら熱でシールがダメになる。

こりゃあ、キャリパーASSY交換だな。

と思いきや、キャリパーASSYが販売終了だってさ。

ふざけんな、もう抜くしかねぇじゃねぇか。

はぁ~、死に物狂いで何とかしてみた。

やりゃあ、できんじゃねぇか、と言われそうだけどめちゃめちゃ大変でした。

こういう工賃ってパッド交換工賃に上乗せできるんですかね?

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こんなことがあるからプラザとかは、古い車両を受け入れないんだね。

抜けたは良いけど今度は、良く見りゃあキャリパーピストンが錆でボロボロじゃん。

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少し研磨してみたが、錆を落とすとへこみが出来る始末だよ。

こんなのかなり高い確率でオイル漏れしそうだね。

こりゃあ、キャリパーOHしてピストンを交換しないとダメでしょう。

すげぇことになってきたぞ~。




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DトラッカーのブレーキキャリパーのOHです。

いや~ひどいですわ~。

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スライドシャフトがクッテンクッテンで固着して動きません。

抜くのにえらい大変でした。

スライドシャフトが動かないということは、当然、パッドが片減りするわな。

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せっかくキャリパーをOHするんだからパッドも交換します。

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そして、フロントブレーキキャリパーもリヤほどではないにしろスライドシャフトが

固着しておりました。

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両キャリパーを分解しましたが、これまたすげぇのなんのって。

清掃するのにどえらい時間が掛かったっちゃね。

シールの入る溝の部分の汚れを取るのに一苦労だわ。

それでも何とか無事終了。

リフレッシュできましたわ。




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さすがに年式が古いだけあってキャリパー本体の状態が気になります。

キャリパーを車両から取り外して

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分解しました。

CIMG9651

やはりあまり状態が良くないですね。

古いブレーキオイルが硬化して飴状になっています。

これがシールの入る溝にびっしり固着しているのね。

これを溝を傷つけないようにコリコリ落とすのがすごく大変。

そして、シールが入る溝には、すが出来ています。

そこからのオイル漏れが懸念されますから新品交換?  ありえへんやろう~。

っていうか、新品部品なんかもうないしね。

とりあえず、新品のシールに交換して組み付けます。

CIMG9652

ブレーキのエア抜きをしてオイル漏れをチェック。

大丈夫そうだね。  一安心です。

古いバイクは、何が起こるか分からんから困っちゃうのよね。




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