バイク修理人生

バイク屋店長のバイク遊びと修理の日記

タグ:KTM

先日、ボルトが外れてリヤのキャリパーサポートが曲がっていたKTM。

完全に次のレースに間に合わないとあきらめていたらディーラーに在庫があったため

急いで交換です。

交換途中、ふと、何気にフェンダーを見ると・・・。

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割れている。

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これだけ割れているとマディコンディションだったら、ガンガン泥や水が

エアクリーナー側に侵入してきます。

なので、新品と交換ですな。

しかーし、KTMお得意の部品がすぐに届かない問題。

ダメじゃん、レースに間に合わないよ。

レース車両で部品がすぐに届かないなんて致命傷なんですけど。

仕方がないのでステンレスワイヤーで縫ってみた。

CIMG1574

ブラックジャックみたいなのよね。

強度は、結構出るんだけど、この作業がかなり手間がかかって大変。

新品部品がすぐに届けばこんなことすることないのに本当に勘弁してほしいわKTM。

一応、これでレースに参戦できそうだね。



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一昨日、KTMに乗られているお客様から「レース中にリヤパッドが外れた」

とご連絡がありました。

いやいや、パッド残量があれば物理学的に考えてリヤパッドが外れることなんかないから。

っていうかありえへんから、もしそんなことがあったら怖くて乗れねぇわ。

取り合えず、帰宅したら車両を持ってきてもらうことに。

で、昨日の話。

CIMG1559

う~ん、外れてるのね・・・。

嘘でしょ・・・。

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外れたパッドが、リヤハブを削っているし・・・。

考えられへん。   どうして?????

分解し点検してみると・・・。

CIMG1562

うおっ!!!   キャリパーサポートのパッドを引っかける部分に隙間がある。

え~~~、何で?

CIMG1563

このキャリパーサポートは、分割式で出来ていて、それを固定するボルトが

外れたということですか。

恐ろしい、恐ろしすぎる。

こんなの一体物で作ってよ、構造上作れないんだったら外れないように

作って欲しいものですな。

CIMG1564

再度、車両に組付けてみたら隙間が空いてるし・・・。

あ~恐ろしい。



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先週の話です。

KTMのサイドスタンドの上げ下げが妙に重たい。

他車と接触してからだそうな。

良く見りゃあ、サイドスタンドのセンターボルトがスタンドの上げ下げで

共回りし緩んでる。

CIMG1524

スタンドを外して点検してみると・・・。

CIMG1525

スタンドのカラーの入る穴が変形しているのね。

CIMG1527

これだけ変形しているとカラーに引っかかってカラーがボルトごと動いてしまうのよ。

ダメじゃん、レース中にボルトが緩んで落ちちゃうね。

スタンドとカラーを新品に交換すればいいことなんだけど、KTMは、部品の入庫に

1週間~10日間ぐらい掛かるからレースに間に合わないじゃん。

はぁ~これだからKTMは・・・。

KTMの車両を選択した場合、こういうことは、多々あることよね。

レースに参戦できなくなることを覚悟のうえで購入しないとね。

何とかどうにかならないかと言うから何とかしてみました。

CIMG1528

まあ、新品が届くまでは、大丈夫でしょう。




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KTMの4ストインジェクション車の燃料タンクから燃料ホースへ繋げる

このアダプターが折れたりクラックが入ったりするらしい。

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こんなところをプラスチックで作っているんだから当然と言えば当然だよね。

で、それを防止するためにパワーパーツからアルミ製のが販売されてるのよ。

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ちゅうことは、KTMは、折れることを完全に把握しているということだよね。

だったら始めからアルミ製にしておけやッ! って思っちゃうよね。

だってさ、レース中にこんなところが折れたりクラックが入ったりしたら

ガソリンがジャジャ漏れでしょう。

すぐ下は、エンジンでっせ。   すごい高い確率で引火するよ。

こんなの日本のメーカーならリコールの範疇だと思うのよね。

車体本体価格が¥1.400.000もする車両で新たにパワーパーツとして

買わせようとするのってどうなかしら?

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先日から作業している常連様のKTM。

ふと気が付くとリヤタイヤのスポークが1本無くなってるじゃな~い。

CIMG9847

おいおい、どういうことだよ?  

無くなるって・・・、爆笑じゃねぇか。

常連様曰く「今日、練習走行する前に増し締めしたんだけどな~」だそうです。

増し締めしてもすぐに緩んで外れちゃうんじゃあ、1レースもたないよね。

3hレースに参戦したら、1.5hで給油のためにピットインした時に

スポークも増し締めしろってか?

やるじゃねぇかKTM、爆笑だぞ。




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